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テロ捜査で武装警官多数 VIC

【メルボルン8日AAP】   メルボルン北部の住宅でテロ強制捜査が行われ、周辺道路も覆面を被った多数の警官で溢れた。

グリーンベールの住宅で8日午後1時半、警察の爆発物チームによる捜査が開始した。住宅に停められた四輪駆動車から内容物が出され、ドアは開けたままにされた。上空は飛行禁止区域となり、報道関係者らも安全上の理由で移動を余儀なくされた。

目撃者によると、警察がスピーカーで住宅内に呼び掛け、男が頭の後ろで手を組んで出てきたとされる。続いて女性6人が、別の場所に護衛されたという。

近くに住むバイラルさんは、武装警官の到着前に銃声のような音を聞いたと話す。グリーンベールに住むジャックさんも、数週間前に似たような光景を近くの通りで見たと話し、不安を示した。

VIC州警察は今回の捜査について、連邦警察との共同捜査の一環として詳細を明らかにしておらず、先月のアンザックデーを標的にしたIS(イスラム国)的テロ計画との関連性はわかっていない。今回の捜査形態は、警官に対し、勤務時間中の単独行動を禁じ、防弾ベストの着用と武装を命じる新しい規則によるもの。

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