【ブリスベン9日AAP】 QLD州南東部ノースストラドブローク島沖で超軽量飛行機が墜落し、パイロットの男性(60)が死亡した。
同機は9日午前10時頃(豪東部標準時間)、ストラディー飛行クラブを飛び立ち、およそ1時間後に海に墜落したのが目撃された。乗員はパイロットの男性1人のみ。
オーストラリア海洋安全局(AMSA)によると、午前11時20分に救難信号が発信された。関係当局は9日午後、男性の遺体と、ほとんど傷のない機体の残骸を回収した。捜索には船舶12艇と航空機2機を要したとされる。
警察は3人の目撃者から聞き込みを行っており、1人は同機がポイントルックアウトの南およそ7キロで、約100メートル沖合に墜落したと話している。
AMSAは事故をオーストラリア交通安全局(ATSB)およびオーストラリア・レクリエーショナル航空局(RAA)に報告する予定。メルボルンの航空専門家が10日、事故調査と検視報告書の作成のため、ブリスベンに到着予定。