【メルボルン9日AAP】 メルボルン北部グリーンベールの住宅での捜査後、自家製爆弾を使ったテロ攻撃を計画していたとして、17歳の少年が起訴された。
少年の逮捕とテロ計画に関する容疑に、家族は動揺しているという。
連邦警察は、今回のテロ攻撃が差し迫ったものであったと話し、発見された3つの簡易爆発物は初歩的なものであったものの、一般市民を守る目的で捜査は必要であったとした。また、若者によるテロ行為の検討は非常に困ったことだと話した。
少年は再拘留され、11日に児童裁判所の非公開審議を受ける予定。氏名は公開されない。
アボット連邦首相は今回の事件について、国民に危害を与えようとする人がいる痛ましい真実だと述べた。
少年が母の日をテロの標的にしていたという報道がなされたが、警察は、イベントをテロ標的に特定した情報はないと繰り返し、マスメディアが市民の不安感を不要に煽ると警告した。
VIC州のアンドリュース州首相は9日、「ハードかつ組織的捜査により、州民の安全が保たれた」と話し、治安当局に感謝を示した。また、州政府は州民を危害から守るため、、関係当局と協力していくと話した。