【メルボルン11日AAP】 VIC州で、男性が犬の散歩中に通りかかった小川で全長1メートルのワニの死がいを発見した。男性は関係当局が引き取りに来るまで自宅の冷凍庫にワニを保管しているという。
ラッセル・ブースさんは7日、メルボルン北西部にあるメルトン郊外を流れるアーノルズ川の川岸を飼い犬と共に歩いていたところ、犬が何かを発見した。ブースさんは最初、ヘビかと思ったがよく見るとそれはワニであることに気が付いた。
「ワニと分かった時は本当にびっくりした」とブースさん。すぐに州の環境・土地・水道・計画省に連絡したという。
同省では、ワニの種類を確認するためにブースさんから死がいを引き取るとしている。ワニはVIC州には生息しておらず、気候的な問題から、同州の自然界では生息できないという。
VIC州野生動物協会の広報は、「北の温かいところから、ワニの卵か子どもをもらってきた人が、あまりに大きく成長してしまったために飼い続けることができず川に放したのではないか」と述べた。