【キャンベラ13日AAP】 オーストラリアとカンボジアの間で結ばれた、難民を再移住させる協定に基づいて初めてカンボジアへ移住する4人が、ダーウィンへ向けて出発した。
カンボジアへ移住するのは、ミャンマーとイランの男性一人ずつと、イラン出身の夫婦の4人。年齢はいずれも20代から30代。ダーウィン難民救援ネットワークによると、4人は10日にダーウィンに到着し、現在はダーウィン空港で拘留されている。
ピーター・ダットン移民相の代理人は、再定住についてはまだ協議中であり、コメントは差し控えると述べた。また、カンボジア政府内務省のカーム・サリン難民担当は、プノンペン・ポスト紙に、「正式な情報を入手していない」と述べ、詳細は明らかにされていない。