一般

デップの愛犬騒動で検疫を再点検

【ブリスベン14日AAP】  俳優のジョニー・デップが、適切な検疫検査を受けさせずに愛犬2匹をオーストラリア国内へ持ち込んだ問題で、関係当局は14日、経緯を調べる調査委員会を立ち上げた。

愛犬2匹はヨークシャテリアの「ピストル」と「ブー」で、デップが先月、映画撮影のために自家用ジェット機でゴールドコーストに到着した際に一緒に連れてきた。デップはこのとき、必要な検疫手続きを踏まなかったとみられている。

バーナビー・ジョイス農業相は14日、「72時間以内に2匹を国外へ連れ出さなければ、安楽死させざるをえない」と述べた。さらに「有名人だからといって法律違反を見逃すわけにはいかない」と、強い口調で答えた。

また同省は、なぜこのような事態になったのかを調べるため、調査を行うとしている。法律では、狂犬病や寄生虫の検査のため、到着後、少なくとも10日は検疫の施設で過ごすことになっている。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら