【キャンベラ14日AAP】 連邦政府が12日に発表した2015/16年度連邦予算案を受けて、ビル・ショーテン野党党首は14日、中小企業に対する事業税を、連邦政府の提案した1.5%を大幅に上回る5%免除にしたい考えを明らかにした。
ショーテン党首は14日夜、連邦予算案についての回答を発表。連邦政府が提案した、国家安全対策、農家への干ばつ支援、中小企業支援に予算が割かれたことを歓迎する一方で、労働党としては、さらなる減税に踏み込みたい意向を明らかにし、政府からの支持を求めた。
ショーテン党首は、労働党は複数の国籍を持つ人たちにも相当の税金を負担させるなどの政策により、今後10年間で、予算案の最低ラインを210億ドル以上に引き上げたいと述べた。