【パース19日AAP】 昨年、世界中がショックを受けた、ダウン症児「ガミー君」に関して、生みの父親が世界中から寄せられた寄付金を着服しようとしていたことが明らかになった。
昨年、WA州に住むデービッド・ファーネルさんとウェンディ・リーさんはタイに住む女性と代理母契約をしたが、生まれてきた男女の双子のうち男児(ガミー君)がダウン症だったために、この男児を代理母の元に残して女児だけを連れてオーストラリアに帰国した。またファーネルさんが児童わいせつで懲役刑を受けたという経歴も後に明らかになった。
このニュースは世界中に伝えられ、ガミー君と彼を引き取った代理母の一家に対して世界中から寄付が寄せられた。その額は23万5000ドルに上る。
寄付金を管理するNPO団体「Hands Across the Water foundation」によると、ガミー君の父親であるファーネル氏は、「寄付金を受け取る義務がある」といって同団体に迫ったという。
寄付金はこれまでのところ、ガミー君の医療費及びタイの里親一家の生活費に使用されているという。同団体では寄付金が今後もガミー君の利益になるよう管理していきたいと述べた。
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