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ゴリラの赤ちゃん公開 タロンガ動物園

【シドニー19日AAP】   シドニーのタロンガ動物園で19日、誕生したばかりのゴリラの赤ちゃんが公開された。母親ゴリラが常に抱っこしているため、まだ性別が判明していないという。

飼育員の話では、母親ゴリラの「フララ」は赤ちゃんゴリラを常に胸元に抱えて保護している。6日前に誕生したばかりの赤ちゃんゴリラは、現在体重が1.5から2キロ。ゴリラは成長したメスで体重が90~100キロ、オスだと120~200キロにまで増える。

ゴリラの赤ちゃんは人間と同じように、生後3カ月ほどは母乳で育ち、その後、さつまいもなどの野菜を食べ始める。母子は3~4年ほど一緒に過ごすという。

ゴリラは世界でも希少絶滅種に指定されていて、野生に生息しているのはわずか10万頭ほどとみられている。タロンガ動物園は世界で展開されているゴリラの繁殖計画に参加していて、過去7カ月で2頭のゴリラを誕生させるなど、めざましい成功を収めている。

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