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最もクレームが多いのは「タイガー航空」

【シドニー19日AAP】   航空会社の消費者支援団体が発表した報告書によると、2014年、最もクレームが多かった航空会社はタイガー航空だった。次いでジェットスター、バージン、カンタス航空の順になっている。

航空会社・消費者支援団体(ACA)が発表した年次報告書によると、2014年、同団体に報告されたクレーム数が最も多かったタイガー航空は、クレーム発生率が10万人の搭乗客に対して4.71件。2位のジェットスター航空は1.11件、バージン航空は0.75件、カンタス航空はわずか0.44件だった。

またタイガー航空は、飛行機の遅延や空港でのスタッフの対応の悪さ、また利用条件や料金などの項目においても最もクレームが多かった。

タイガー航空は今回の報告内容を受けて声明を発表し、「2014年は、空港利用の制限やフライト・ネットワークの変更などで遅延が発生した。いずれも問題解決に向け対策を講じていて、離発着をできるだけ予定通りにし、かつキャンセル便の数を極力無くすよう努力している」と述べた。

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