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トヨタ車 約18万台リコールを発表

【シドニー20日AAP】  トヨタ・オーストラリアは20日、タカタ社製のエアバッグの不具合を理由に、18万1000台をリコールすることを発表した。この問題では、世界各地ですでに約2000万台がリコールされている。

リコールの対象となっているのは、2003年から2007年の間に生産された、ヤリス、カローラ、アベンシスヴァーソ、エコ、ラヴ4。トヨタ・オーストラリアによると、「エアバッグの膨張装置に湿気が入り込み、エアバッグ展開時に容器が破損して飛び散り負傷する恐れがあるため」と説明している。

エアバッグの欠陥による死亡事故は、これまでに少なくとも5件報告されており、リコールの動きにつながった米国の事故では、被害者の負傷状況から、当初は殺人事件として調査が進められた。オーストラリア国内では被害は報告されていない。

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