【シドニー23日AAP】 冬が近づくなか、NSW州保健局は妊婦に対し、インフルエンザ予防接種を受けるよう呼びかけている。
州保健局感染症部門のビッキー・シェパード主任によると、妊娠中・後期の妊婦は、肺炎などの重篤な合併症を発症する危険性が高くなり、母子ともに危険にさらさせることになる。また、早産の危険性も高くなるとされる。「ワクチンは妊娠中いつでも接種可能で、安全で無料」と、同氏は話した。
6か月未満の乳児はインフルエンザワクチンを受けられないことから、妊婦にワクチンを接種することによって、新生児をインフルエンザから守ることにもつながるという。