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豪女優主演作品に独立賞 カンヌ映画祭 

【フランス・カンヌ23日AFP】   オーストラリア出身の人気女優、ケイト・ブランシェットが演じたレズビアンのラブストーリーが、カンヌ国際映画祭で独立賞のクィア・パルムを獲得した。

ブランシェットが演じた「Carol(原題)」は、同性愛が違法であった1950年代の米国・ニューヨークを舞台にしたラブストーリー。トッド・ヘインズ監督による。同映画祭最高賞であるパルム・ドールの最有力候補とみられ、オスカー候補ともささやかれている。

クィア・パルム賞のデジリー・アカバン審査員長は、エレガントな同作品について、「女性間の愛が他のロマンス映画と同様に初めて尊重された、歴史的瞬間の映画」と話した。

同賞受賞は、アイルランドの同性愛の権利向上活動家にとって良い知らせと重なった。アイルランドで行われた国民投票の結果、賛成多数で同性婚の合法化が承認された。

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