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マスクや消毒液の輸出など 取締強化へ

【キャンベラ1日AAP】  連邦政府のハント保健相は、新型コロナウイルスの感染拡大でマスク、手袋、消毒液などが国内外で不当に高い値段で売買されていることを受け、輸出規制の強化や価格の吊り上げ防止策を導入すると発表した。違反によって没収された品物は、国内で医療用在庫として扱われる見通し。

 

ハント保健相は、今年1月30日以降にまとめ買いした品物について、買値を120%以上上回る値段での販売を禁止するとしている。対象となるのはマスク、手袋、医療用ガウン、ゴーグル、医療用眼鏡、消毒ティッシュ、消毒液など。

 

ダットン内務相は、国内の小売店でこれらの商品をまとめ買いし、海外で売りさばいたり、国内で価格を吊り上げて販売するケースが報告されているとして、防止策を導入して取り締まる必要があるとの考えをした。

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