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ワーホリ看護士のビザ条件緩和を 労働党

【キャンベラ2日AAP】  最大野党労働党のボーウェン影の保健相広報担当は2日、外国からワーキングホリデービザでオーストラリアへ来ている看護士が、新型コロナウイルスに対応している臨時診療所や病院で勤務しても、ビザの条件を満たすため、一時的に職場を離れなければならないのは合理的ではないとして、連邦政府に対しビザの条件を緩和するよう求めたことが分かった。

 

オーストラリア国内では現在、看護師の資格を持つ1,000人以上の人がワーキングホリデービザを取得し、来豪している。ボーウェン広報担当は「この危機的状況の中で、看護士に課されたビザの条件は免除されるべき」と述べ、以前にも山火事やサイクロンで大きな被害が出た際、連邦政府が同様の免除措置をとったことがあると訴えた。

 

一方、看護士資格を持っている人が職場復帰するためのオンライン訓練コースに、連邦政府が最大1万人を対象として補助金を出す決定をしたことについて、ボーウェン広報担当はこれを歓迎する姿勢を示した。

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