【シドニー26日AAP】 シドニーに住む女性が2人の子どもを捨てシリアへ向け旅立った。イスラム過激派「イスラム国」(IS)に参加するためとみられている。
報道によると、ジャスミナ・ミロバノブさんは、ベビーシッターに「新車を取りに行く」と告げて出かけたまま帰ってこなかった。今月3日にはトルコにいる元夫に「子ども達の元に戻るよう」といった内容のテキストメッセージを送った。ミロバノブさんは自身のフェイスブックのページに、シリアに到着したことを報告し、自分がしたことを詫びた。ミロバノブさんはテログループの花嫁リクルーターと接触があった可能性が伝えられている。
友人によると、ミロバノブさんはいつも寂しい思いをしていて再婚を望んでいたという。「彼女はテロリストじゃない。戦争に参加するためにシリアに向かったとは思えない」とこの友人。また別の友人はミロバノブさんに2500ドルを融資したという。この友人は「多分旅費に充てたのではないか。彼女が子どもを捨てたことが信じられない」と話した。