【キャンベラ2日AAP】 連邦政府は2日、国内のチャイルドケアの利用を3月1日から6か月間にわたって無料にすると発表した。チャイルドケアセンターの運営を継続することと、子どもを持つ親たちが仕事を続けられるようにすることが目的だ。
国内のチャイルドケアではここ数週間で、入園率や出席率が急激に低下しており、多くのセンターが存続の危機に立たされている。政府はこのような状況を改善するため、全国の1万3,000のセンターに対し、向こう6か月間にわたり運営を続ければ、一日当たりの費用上限の半額を支払うとしている。
連邦政府のテーハン教育相は「チャイルドケアセンターを利用している人たちには、そのまま同じセンターに通い続けてもらいたい」と述べ、補助の決定はチャイルドケアシステムの完全な見直しのためだと説明した。