【シドニー2日AAP】 オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は2日、月例理事会を開催し、政策金利を据え置き2%のままにすることを決定した。RBAは先月の理事会で政策金利を0.25%引き下げたばかり。現行の2%は史上最低。
スティーブンス総裁は会議後に発表した声明の中で、RBAは、国内の経済・金融の状態の監視を今後も続けるとした。また、現行の低金利はローン契約数上昇や消費活性化に影響を与えていると述べた。
「今後の経済・金融状況に関する情報を元に、理事会の見解の評価と現在の政策スタンスが、持続可能な成長と目標範囲のインフレ率を達成させるために効果的かどうかを判明させる」とスティーブンス総裁。