【メルボルン5日AAP】 人気映画シリーズの最新作「ターミネーター・ジェネシス」のプロモーションで、オーストラリアを訪問中の米俳優アーノルド・シュワルツェネッガー氏は、環境保護の意識を高めることは経済に損害を与えないと話した。
シュワルツェネッガー氏は、2003年から2011年にかけて米国カリフォルニア州知事を務めた。環境問題に力を入れ、同国初の排出量取引制度を議会で通過させた。厳しい環境法を導入後、カリフォルニア州の経済成長は他州を大きく上回ったとされる。
同氏は環境問題の対処について、「オーストラリアを含む全世界が一体となって取り組む必要がある」と、チャンネル10の番組The Projectで話した。
映画「ターミネーター・ジェネシス」は、オーストラリアで7月1日に公開予定。