【ブリスベン9日AAP】 国内でトイレットペーパー不足が続くなか、便座に設置するビデの購入を検討する人が増え、グーグル検索エンジンを使った「ビデ」の検索数が10倍に急増していることが分かった。そんな中QLD州の建設監督当局は、適正な認可が下りていない商品は、深刻な健康被害を引き起こすとして懸念を示している。
QLD州建物・建設委員会(QBCC)は、認可を受けていないビデや、自分でビデを取り付けることに関する危険性について指摘。QBCCのバセット・コミッショナーは、取り付け方を誤ると水質汚染につながり、大腸菌による感染症のリスクが高まるとしている。
バセット・コミッショナーはさらに、資格を持たないで水道工事を行うのは違法であるだけでなく、自分自身や家族の健康も保証されないとしており、さらにビデのサプライヤーに対しては認可を受けた正規品であることを確認して欲しいと呼びかけている。