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外国人労働者に不当賃金 TAS飲食店

【ホバート12日AAP】   中国の外交関係者や政府高官らに料理を提供したTAS州ホバートのレストランが、英語力に乏しいスタッフに不当に低賃金を支払ったとされる。

レストラン「Written on Tea」のレベッカ・リン・コング氏は、英語力が限られた外国人従業員を時給11ドルで働かせたと認めた。コング氏は、「従業員は収入を得る機会を与えられるべきだが、給与全額には値しない」と話した。

フェア・ワーク・オンブズマンは、3~4月の5週間にかけてワーキングホリデービザの中国人女性(30)に対し、3500ドルの支払い不足があったと声明で発表した。

その後女性に正しい賃金が支払われた。また、コング氏が署名したオンブズマン事務所との取り決めには、独立監査人による職場評価も含まれる。

ホバートに2店を構える同レストランは、11月に中国の習近平国家主席夫妻がホバート訪問時、テイクアウェイ料理数百人分を用意した。

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