【シドニー14日AAP】 シドニー西部チッピング・ノートンで、赤信号を無視した車両が、パトカーの追跡を振り払おうと制限速度を50キロ超過した上、停車中の車両に次々と衝突した。車には小さな子ども2人が乗っていたが、けがはなかった。
13日夜、シドニー西部を走る自動車道M5を降りた車両が信号無視をし、パトカーが停止を求めたにもかかわらずこの車両は走り去ろうとした。運転手は時速60キロのところを110キロで走行した後、停車中の車両3台に衝突。その後さらに別の車両2台に衝突した後、ようやく停止し運転手は取り押さえられた。
警察によると、車には男児(3)と女児(14カ月)が乗っていたという。3人とも検査のため病院に搬送された。運転していた女は、無免許運転や速度超過、危険運転など複数の罪で起訴された。
警察は、「生まれたばかりの赤ちゃんだって乗っているのにあんなに危険な運転をするなんて信じられない」と述べた。