【シドニー11日AAP】 シドニーの各地のホテルで2週間の強制的な自己隔離を行なっていた1000人近くの帰国者たちは、イースターホリデーに間に合って自宅へ帰宅することができた。
NSW警察によると、先月29日から施行された帰国者への強制自己隔離の規制により、シドニー国際空港に到着した約1300人の帰国者らは、11日に14日間の隔離生活を終了し、最終健康チェックを行なった後に自宅への帰宅を許可されるという。
11日にはホテルからシドニー空港へのシャトルバスが終日運行されたが、他州へ帰宅する人たちは飛行機の運行スケジュールの関係で同日に帰宅ができなかった。飛行機で帰宅できなかった人たちには、州警察が必要に応じて他の交通手段を支援していくという。
NSW警察は、シドニーCBDのホテルで自己隔離を行なっている人たちへの帰宅サポートを毎日行なっている。
NSW州保健省は、先月29日から海外からの帰宅者は強制的に自己隔離施設で2週間滞在することを義務付けている。