【シドニー15日AAP】 シドニー西部にあるグランビル男子高等学校で、刃物を持って登校する生徒の数が急増していることを受け、刃物に関する教育を導入する計画があることを発表した。
同校では今月2日、武器を持った生徒がいるとの通報を受けた警察が、ナイフ7本を匿名の生徒から回収。この学校では4年前、生徒の1人が10代2人と運動場でけんかとなり、腹部を複数回刺されるという事件があった。事件発生後、学校は一時閉鎖となった。警察は同校で暴力が横行しているという報道を否定している。
NSW州教育省によると、生徒達に刃物に関する適切な教育を与え刃物所持を減らすことを目的をした教育プログラムは既に存在するという。
州教育省は、「グランビル男子高等学校ではナイフを持った学生が複数確認された。学校は地元の団体と共に問題解決に向けて対策を講じている」と述べた。