【ブリスベン12日AAP】 新型コロナウイルスによる規制のため、国内のキリスト教信者らは今年のイースターを例年と異なる形で過ごした。例年は、イエス・キリストの復活祭の礼拝に国内各地で数千人が参列する。
ブリスベンのネルソンさん一家は12日、テリー・フィッツパトリック神父を招いて自宅の居間で礼拝を行った。一家は他のキリスト教信者ら同様、インターネットやテレビの生放送で教会の式典を視聴した。メリー・ネルソンさん(65)は、「皆と集まれないことに喪失感は感じない。しばしの間立ち止まって、命の意味を考えるよう求められている」「皆それぞれの場所にいるが、コミュニティの中でつながっていると大きく感じた」と話した。