【シドニー13日AAP】 NSW州で、新型コロナウイルスの検査が対象を拡大して行われることになった。また、医師はデジタルの処方箋を薬局に送れるようになる。
州政府は11日夜、同州の病院に対し、検査対象に発熱や呼吸器系症状のある人を含めるよう要請した。ハザード州保健相は、「検査キットを無駄にしたくないが、コミュニティ内での感染状況の把握に役立つ」と話した。
同州の一般医(GP)や上級看護師(NP)は17日から、Eメールやファックスで薬局に処方箋を送れるようになる。遠隔診断のテレヘルスを使って医師に処方箋を書いてもらい、診療所に出向かず処方箋薬が得られるため、特に免疫の弱い慢性疾患を抱える人には朗報だ。
イースターの長期週末中、同州警察は新型コロナウイルス関連の規制違反で150人以上に罰金を科した。