【メルボルン20日AAP】 ドメスティック・バイオレンス(DV)で息子のルーク君を亡くしたロージー・バッティさんは、ルーク君の13回目の誕生日であっただろう日に、DVに関する新たなキャンペーン「Never Alone」を立ち上げた。
ルーク君は2014年2月、メルボルンでクリケットの練習中、父親に殺害された。
バッティさんはレポーターに対し、「今日でルークは13歳になり、私より背が高く、声も低くなっていただろうし、髭を剃っていたかもしれない」「ルークの友達がみんな成長して変わっていくなか、(ルークが)小さいままなのがつらい」と話した。
バッティさんは、ルーク・バッティ基金のウェブサイト(www.neveralone.com.au)にアクセスしてDVに関する最新情報を入手し、政治運動にも加わるよう人々に呼びかけている。バッティさんは家庭内暴力問題の活動家として2015年、国民栄誉賞に当たる「オーストラリアン・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。
【QLD20日】 米製薬大手のジョンソン・エンド・ジョンソンが、効果のない風邪薬を故意に販売していたとして、国内で集団訴…