生活

自宅で料理に励む国民増加 

【アデレード14日AAP】   新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごすなか、料理に時間を費やす国民が増えている。ストレス解消や時間つぶしになり、家族間のつながりも深まる。

アデレードのサブリナ・フィコさんは、数週間前から両親と姉妹2人と自宅で過ごしている。2016年に亡くなった祖母のマリアさんのイタリア料理レシピに沿って、週2回は家族で料理に励んでいる。マリアさんがしたようにラザニアやピザなどを一から作る時間もあり、痛む前に食材を使いきる利点もあるという。

チャールズ・ダーウィン大学のジュディス・マイヤーズ博士は、「子どもと料理をし、家風や文化を伝える家庭が増えている」と分析する。

国内で、インターネット上でレシピ検索に最も時間を費やしているのはTAS州。次にVIC州、SA州、WA州が続いた。過去30日で最も検索されたレシピはパンとケーキ。パンケーキやバナナブレッド、パスタ、クッキーも人気が高い。イースター前にはホットクロスバンの検索が伸びたほか、SA州とQLD州ではアンザックデーを前に、伝統的なパン“ダンパー”の人気も上がっている。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら