【シドニー23日AAP】 NSW州政府は23日、2015/16年度予算を発表し、鉄道を含む交通インフラ整備に史上最高の165億ドルを計上することを発表した。
165億ドルの内訳は、シドニー北西部の主要サバーブとシドニー市中心を結ぶシドニー・メトロ北西線の建設に9億7700万ドル、シドニー西部と南西部を結ぶ「ウェスト・コネックス」自動車道建設に17億ドル、また、シドニー周辺で交通渋滞が深刻な問題となっている道路の改善費に1億8000万ドルなど。
予算案発表に際しコンスタンス州交通相は、「2015/16年度予算は州内の道路渋滞を緩和させることに焦点を置いている。州民をできるだけ早く帰宅させるためだ」と述べた。