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豪首相「登校望ましい」 州方針と矛盾も

【キャンベラ15日AAP】  連邦政府のモリソン首相は15日、ラジオ番組に出演し、多くの子どもたちが家庭学習を行う中、今後はより多くの子どもたちが登校するのが望ましいと発言した。学校への登校については、州によって家庭学習を厳しく推奨していることから、保護者たちの間で混乱が生じるとの声も上がっている。

 

国内の学校では学期中、保護者の仕事や自宅での学習が困難な生徒を除いて自宅学習となっているが、モリソン首相は「スクリーンに向かわせるのは、学習ではなく子守りだ」と述べ、一日も早く子どもたちは学校へ戻るのが望ましいとの見解を示した。

 

一方、野党労働党のプリバセク影の教育相広報担当は「保護者たちは何が正しいのか、明確な情報を欲しがっている」と述べ、モリソン首相の考えは、州や準州のリーダーたちの考えに矛盾するものだとして批判している。

 

 

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