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国内各地空港でスト 混乱予想される

【メルボルン26日AAP】   国内各地の国際空港で来週、税関・入国管理職員らが2時間のストライキを行うとされ、混乱が予想される。

地方公共部門組合(CPSU)は、7月1日の午前9時から職員らがストライキを行うと警告している。メルボルン、シドニー、ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズ、アデレード、パースおよびダーウィンの各国際空港で影響が出るとされる。また、海港など他の税関・入国管理センターでも混乱が予想される。

先立って25日に行われた4時間のストライキでは、メルボルンの空港で最高2時間の待ち時間を生じた。飛行機の遅れはなかったものの、税関を通過する国際線の乗客数百人に影響が出て、空港内は混乱状態だったという。

連邦政府の方針により職員の手当の多くがカットされ、数千人が年間最大で8000ドルの収入減の影響を受け、さらなる収入減となる専門職員もいるという。CPSUのナディーン・フラッド氏は、「厳しく、時に危険な仕事に従事している職員らの収入を、連邦政府は大幅に削減しようとしている」と話した。

人的サービス省によると、政府の最終承認待ちである賃金の改正案が来月、CPSUに提出される予定。

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