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輸出用の牡牛 暴れて湾へ転落

【パース1日AAP】  動物保護団体、アニマル・オーストラリアによると、輸出用の牡牛が暴れ出し、鎮静剤を打った直後に誤ってダーウィン湾へ転落した事故について、農業省に対して正式な苦情申請が提出された。

湾横での積載過程において動揺し、暴れだした牡牛は、獣医によって鎮静剤を打たれたものの、誤って8メートル下の湾に転落。アニマル・オーストラリアは、事故が起きたのは、動物らが無理やり詰め込まれているからであり、明らかに輸出規則違反だと述べた。

牡牛は水中から引き揚げられた後、輸出された。これについてアニマル・オーストラリアのリサ・チョーク氏は、「家畜輸出産業は利益のみによって動いていることが証明された」と述べ、強く非難した。

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