【シドニー3日AAP】 NSW州バリーナ北部のレノックス・ポイントで3日から開催中のサーフィン大会は、サメ出没の危険があるとして初日の全日程を中止する措置がとられた。
NSW州サーフ・ライフ・セービングによると3日朝、サーファーのボードにサメが接触する事故が発生。前日の2日午前には、同じくバリーナでホホジロザメに男性が襲われ、現在も重体となっていることから、大会の中断を決定した。
中断となっている「Skullcandy OZ Grom Open」は、約300人が参加するジュニアレベルとしては世界最大規模のサーフィン大会。主催者のトニー・オブライエン氏は、大会開催の判断について、安全性は確認済みだったと述べ、最終判断は警察が行なったとしている。