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「親が教師になる必要ない」 QLD

【ブリスベン19日AAP】   QLD州で20日から学校が再開する。出勤が必要な保護者のために学校は開校するが、大部分の子どもは自宅で学習する。州政府は、「自宅で親が教師になる必要はない」と強調する。

州政府は、デジタル機器などを通して教師や教師補佐が学習を支援するとして、保護者が自宅で子どもに教える必要はないとの姿勢を示す。登校を迷う場合は、学校長に連絡するよう求められる。同州の学生およそ87万人のうち、10~15%が登校すると見積もられる。

同州で学校用に電子機器数千台が購入され、紙の教材も準備された。州教育省は、初等教育と学校用に2つの電話サービスを設立して対応する。規制は5週間後に見直される予定だ。

QLD州でこれまでに1,019人が新型コロナウイルスに感染、6人が死亡した。州境には検問所が設置されており、19日朝までの24時間で車両2,698台が阻止され、11台が追い返された。さらに、24時間で70人が公衆衛生規制違反で罰金を科された。

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