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潜水艦建造 豪上院議員が日本を牽制

【キャンベラ9日AAP】  日本を訪れていた無所属のニック・ゼノフォン上院議員は、新しい潜水艦建造の協力国候補となっている日本政府に対し、日本ではなくオーストラリアで潜水艦を建造することを明確に示すべきだと述べた。

ゼノフォン上院議員は、もし日本が潜水艦建造事業の入札を勝ち取った場合は、オーストラリアで潜水艦を建造するよう日本政府に伝えたと述べた。とくに、SA州で建造作業が行なわれるよう主張したとみられる。

同議員は、「日本政府に対し、オーストラリア国内で潜水艦が建造されないことになれば、大きな内政論争に巻き込まれることになる。それは誰の利にもならないと、丁寧かつ率直に伝えた」とABCテレビで語った。

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