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乳児が餓死寸前 自然療法医を逮捕

【シドニー9日AAP】  生後8か月の乳児に不適切な食事療法を施し、餓死寸前の状態にさせたとしてシドニーの自然療法医の女が9日、逮捕された。女は元看護士で、乳児の母親に数か月にわたりアドバイスを与えていたとみられる。

レピントンの自宅で自然療法医院を開業していたマリリン・ボドナー容疑者(59)は、4月に息子の湿疹の治療で同院を訪れた母親に対し、すべての治療を中止して液体のみ与えるよう助言。その結果、乳児は1キロ以上体重が減り、5月に入院した。

母親は、乳児に肉体的苦痛を与えたとして先月起訴されたが、保釈された。乳児は今月8日に退院。幼児虐待捜査班は9日、母親の乳児に対する保護責任怠慢の幇助など2つの罪でボドナー容疑者を起訴した。同容疑者は来月、フェアフィールド地域裁判所に出廷する。

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