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下院議長のヘリ利用 警察に捜査要請

【キャンベラ17日AAP】   昨年、ビショップ下院議長が自由党の政治パーティに出席するためにヘリコプターを利用し、最近になって同議長がこのヘリコプター使用代金を返金すると申し出た件について、野党労働党は警察に対して、ビショップ氏のヘリコプター使用に関する申出書に虚偽がなかったか捜査を要請した。

昨年11月、ビショップ議長はメルボルンからジーロングにあるクリフトン・スプリングス・ゴルフ・クラブまでヘリコプターで移動し、自身が所属する自由党の資金パーティに出席した。最近になって議長は、ヘリコプターの利用代金5200ドル以上を返金すると申し出た。

野党労働党の不正監視担当、パット・コンロイ氏は17日、オーストラリア連邦警察に対して、ビショップ氏がヘリコプターを利用する際に提出した報告書に虚偽がなかったかを捜査するよう要請した。虚偽報告は当然、法律違反となる。

労働党のバーク議員は、「公務としてヘリコプターを利用し、自身の党の政治パーティに出席したことが事実であれば許容できるものではない」と述べた。

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