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極右派と差別反対派が対立 メルボルン

【メルボルン18日AAP】   メルボルン市内で18日、極右派と人種差別反対派の団体が対立する抗議デモがあり、多数の警察官が出動する騒動になった。

抗議デモがあったのはメルボルン市内にある州議事堂の周辺道路など。人種差別反対派の「人種差別とファシズムに反対する連合」と極右派の「リクレイム・オーストラリア」のメンバーが衝突。連合のメンバーらが人種差別する団体を「ファシスト」、「ナチス」などとなじる一方、極右派のメンバーらは、「白人以外を移民させるな」と書いた看板を掲げた。

一時は両団体に加えて他の団体のメンバーも加わり、衝突がエスカレートする場面もあった。最終的には、警察が唐辛子スプレーを使用し事態を収集した。

VIC州グリーンズ(緑の党)は、「リクレイム・オーストラリアは国内に住むイスラム教信者を主にターゲットにしたもの。この国で多文化が協調する素晴らしさを台無しにしようとするとは非常に残念だ」と述べた。

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