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ジョブキーパー補助金 申請希望90万件超

【メルボルン24日AAP】  連邦政府が新型コロナウイルスの拡大により、経営難に陥っている事業主を対象に支給する「ジョブキーパー」について、申請を希望している事業者が約90万件に上ることが分かった。政府は同政策に1,300億ドルの拠出を決めており、従業員一人当たり1,500ドルを雇用主に対し隔週で支給する。

 

フライデンバーグ財務相は隔週で支給される1,500ドルについて、最も深刻な影響を受けているホスピタリティや観光業界で支払われている給与額の中央値と説明。これまでに申請を済ませた事業主は40万件、従業員数にすると約240万人分となっている。

 

さらに支給を受けられる年齢制限について、フライデンバーグ財務相はジョブキーバーの支払いを受け取った16~17歳の従業員は、支給額が通常の給与を上回る額だとして、経済的に独立していない場合を除き、これ以上の受給は受けられないと説明した。

 

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