【シドニー26日AAP】 連邦政府は学校を開校する方針を推進しており、コロナウイルス感染の研究調査から、NSW州の学校で生徒から職員へのウイルス感染したケースはないと公表した。
国立感染症研究所では、NSW州の学校で感染が確認された18人全てのケースの調査を行なった。教員9人と生徒9人、そして感染者と濃厚接触した863人を調査したところ、感染が新たに確認されたのは2人で、どちらも生徒だったという。
調査を行なった主任教授は「調査結果から、生徒から学校職員へ感染したケースはない。学校での感染拡大の確率はほぼないと言っていい」と結論づけている。
連邦政府は国内の学校再開の早期化を推進しているが、学校運営をどのようにするかは各州の判断に委ねられている。