【ブリスベン26日AAP】 QLD州政府は、来週末から外出自粛を緩和すると発表した。家族でのピクニックやちょっとした遠出が可能になる。
5月2日深夜零時から、QLD州民は自宅から50キロメートルまで外出できる。国立公園を再開し、公園でのピクニックや不要不急でない買い物、ジェットスキーも許可される。移動はすべて同じ家に住む家族に限られる。パラシェイ州首相は、「州民に100%協力してほしい」「大勢の集まりがあれば、容赦なく規制を戻す」と警告した。
65歳以上で慢性疾患を抱える人は、週末でなく平日に外出するよう奨励される。
同州の私立校協会(ISQ)は、今年から同州で大学入学に必要な得点値(ATAR)を導入するにあたり、他州の学生と比べて不利にならないよう11年生と12年生の登校許可を求めている。同州教職員組合は、一部の登校を許可するのならプレップ(準備学級)と1年生、11年生と12年生を優先させるべきとの見解を示す。同州で5月22日まで自宅学習が望まれている。