【キャンベラ24日AAP】 連邦政府はインドネシアで麻薬を密輸したとしてオーストラリア人2人に対し死刑が執行されて以降、同国への大臣らの訪問をボイコットしてきたが、来月、法相が同国へ訪問することで再開される見通しとなった。
今年5月にテロ対策大臣に任命されたマイケル・キーナン司法相は、広がるテロへの懸念に他国と協力して対策を講じていくため、来月、インドネシア、マレーシア、シンガポールを訪問する予定。
インドネシアでは、自国から約500人が「イスラム国」に加入し、中東での戦闘に参加しているとされており、深刻な問題となっており、インドネシアのユスフ・カラ副大統領は、「イスラム国」によるイデオロギーの拡散や徴兵は、国の主権を脅かすとの見解を示している。