【メルボルン24日AAP】 ジュリー・ビショップ外相は24日、イスラム系過激派組織「イスラム国(IS)」に参加した豪人看護士の男が同日、オーストラリアへ帰国することについて聞かれ、「法の判断は免れないだろう」と述べた。
人道支援を目的として2014年に戦闘地域へ入ったと説明するアダム・ブルックマン氏は、病院が爆破された際に負傷し、ISが支配している領域へ連れて行かれISへの参加を強制されたという。その後、自力で逃れ、オーストラリア連邦警察に助けを求めるまでトルコに身を隠していた。
連邦警察によると、戦闘への参加が明らかになれば、対テロ法により重い罰が与えられることになる。ビショップ外相は、戦闘に参加するのを目的とした中東への渡航は認められないこと、もし参加がわかれば、対テロ法により罰が科せられる可能性もあるとあらためて説明した。