【ブリスベン27日AAP】 QLD州で平年と比べてインフルエンザの感染数が激減している。新型コロナウイルスによる規制が功を奏しているようだ。
同州で昨年、6万8,000人以上がインフルエンザの診断を受け、3,000人近くが入院した。こでのうち285人が集中治療室で治療を受け、264人が死亡した。毎年この時期は週900人が感染するが、先週の感染者はわずか9人だった。
外出自粛や社会的距離を保つ、新型コロナウイルス関連の規制が背景に考えられる。
同州で先週、呼吸器疾患の症状を持つ誰もが新型コロナウイルスの検査を受けられるようになったが、症状がある人自体が少ないとされる。