【シドニー27日AAP】 シドニー東部のボンダイ、ブロンテ、タマラマのビーチが海水浴やサーフィンのみに再開される。
ウェイバリー・カウンシルは、28日からボンダイとブロンテ、タマラマのビーチを海のみ開放すると発表した。平日の午前7時から午後5時まで、所定の場所から出入りしなければならない。ボンダイとブロンテは海水浴とサーフィン、タマラマはサーフィンのみ。日光浴や散歩、ジョギングなど陸上の活動はすべて禁止されている。ポーラ・マセロス市長は、「ウェイバリーは今も、国内で新型コロナウイルスの感染者数が最多のホットスポットだ」と声明を発表し、海水浴やサーフィンを終え次第速やかに帰宅するよう呼びかけた。
隣接するランドウィック市カウンシルも先週、クージーやマルーブラなどのビーチを再開したが、社会的距離が保てなかったため24日に再び閉鎖した。25日から27日にかけては時間を制限して監視付きで再開、28日からは時間の規制なしで開放する。ジョギングなど砂の上での運動も可能だ。ライフガードらが監視し、混雑がみられれば一時的にビーチを閉鎖する。
シドニー北部のノーザン・ビーチ・カウンシルは、ディーワイ、マンリー、フレッシュウォーターのビーチをそれぞれ閉鎖している。