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親戚や友人宅訪問が可能に NSW

【シドニー28日AAP】   NSW州政府は、来月から大人最大2人で他の家庭を訪問できるようになると発表した。規制緩和によって新型コロナウイルスの新たな感染者が増えると予想される。

NSW州で5月1日から、社交や介護理由で、大人最大2人で子連れで親戚や友人宅を訪問できるようになる。同州で学校の登校も5月11日から徐々に再開、小売業も来月から再開するとみられる。

ベレジクリアン州首相は28日、「社会的交流は精神衛生に良い。自宅の裏庭やベランダで交流すれば感染リスクも低い」と話した。新型コロナウイルスの新たな感染者が増えると予想されるが、病院は受け入れ態勢を増強し、防護服も追加で入手したという。公共の場では引き続き、2人以上で集うことはできない。70歳以上の人はこれまで通り、自宅待機が求められている。

州政府は、どんなに軽い症状でも自宅待機して、検査を受けるよう呼び掛けている。

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