【メルボルン28日AAP】 スーパーマーケット大手のコールズは、28日から国内全店でトイレットペーパーとキッチンペーパーの購入制限をなくした。新型コロナウイルスによるパニック買いの影響で、複数の商品に購入制限がかけられていた。
コールズでパスタや小麦粉、卵、液状石鹸や抗菌ワイプスはこれまで通り、1人2個までに制限される。
競合のウールワースも29日から、トイレットペーパーと米を1人4パックまでに引き上げる。パスタや冷凍野菜、ティシュー、赤ちゃん用ワイプス、ベイクドビーンズ、スパゲティ缶、キッチンペーパーや使い捨て手袋も購入制限がなくなる。卵、小麦粉、砂糖、パスタソース、液状石鹸、洗浄剤と殺菌剤は1人2個まで。
アルディは購入制限の変更を発表していないが、通常の営業時間に戻る見通しだ。
酒店チェーンのダン・マーフィーもワインとスピリッツを通常の購入制限に戻す。ビールやサイダー、調合済みカクテルなどは、店頭購入か宅配かによって一時的な購入制限がかけられる。