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生活困窮の留学生にホームステイを

【メルボルン28日AAP】   新型コロナウイルスの影響で経済的に困窮する海外留学生らに対し、国内で300世帯以上がホームステイを申し出ている。

国内に留学生50万人以上が滞在し、多くが新型コロナウイルスの影響で職を失った。帰国を希望しても資金や航空便がなかったり、国境制限で困難になっている。

オーストラリア・ホームステイ・ネットワーク(AHN)を設立したデイビッド・バイクロフト氏は、「政府の支援を受けられない海外留学生を支援する義務がある」「実際は留学生が国内生計を支えている」と話す。住まいと1日3食付きで週160ドル。同氏は、今後数週間でホームステイを希望する留学生と受け入れ世帯の両方が急増すると予想する。

オーストラリア統計局(ABS)によると、2018/19年度の海外留学生による経済効果は376憶ドル、24万人を雇用した。

AHNは2012年、連邦政府がシリアとイラクからの難民1万2,000人を受け入れた際にも、イニシアティブをとって国内世帯2,500以上がホームステイに登録した。

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