【ホバート29日AAP】 TAS州の野党労働党は、世界遺産保護区に指定されている地域における木材用資材のための森林伐採を支持する意向を表明し、同州の与党自由党と足並みをそろえる形となった。
木材産業の専門家らによる調査を受けてブライアン・グリーン氏率いる労働党は、今後も従来通り木材産業に活力を持たせて発展させていくためには、新しい政策の採用は必要不可欠だと述べた。
グリーン野党労働党党首は、「適切な管理のもとで、家具、ボート、楽器などの製造業者に良質の木材を提供していくことは可能」と述べた。さらに、「世界遺産を脅かすようなことはないだろう」との見解を示した。