国際

FTA協定 批准遅れは食肉業者に不利

【キャンベラ31日AAP】  オーストラリアから中国へ輸出される食用肉に関して、自由貿易協定(FTA)が今年度末までに批准されなければ、国内の羊肉および牛肉業者らがニュージーランド(NZ)の同業者に比べて非常に不利な立場に立たされることが明らかになった。

NZから中国へ輸出される牛肉および羊肉は、FTAによって来年から無関税になることが決定している。オーストラリア・レッド・ミート・インダストリー(Australian Red Meat Industry)のデービッド・ラーキン会長は31日、議会の条約委員会に出席し、業者らを代表して意見を述べた。

ラーキン会長は、他国の商品と比較して類似する商品に関しては、オーストラリアからの輸出品についても同様の扱いを受けられるようにすることが不可欠だと述べた。また、時間はかかってもこれを緊急課題として取り上げるべきとの見解を示した。

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